コーチングはティーチングではない
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JUGEMテーマ:心理学
せっかくコーチングを導入しても、「結果的にはティーチングにすり替わってしまった」という例は多いと思います。
「コーチ」と聞くと、どうしても「教える人」というイメージが強い。
しかし、コーチングはティーチングではけっしてありません。
「もっとこうしないからダメなんだよ」
「そうじゃなくて、こういう風に進めたら」
といった指示がティーチングです。
コーチングの武器は「会話」です。
そしてコーチングの狙いは、相手が自発的に答えを見つけ出し、そのアイデアを実際の行動に落とし込むことを陰ながら手助けすることです。
そうしたコーチングの目標を達成するにあたって、唯一にして最大の武器が相手との「会話」なのです。
但し、一口に「会話」といっても、ただ単に世間話をするわけではもちろんありませんし、こちら側がたくさんしゃべってしまってもいけません。
コーチングにおける会話のコツは「共感」・「傾聴」・「一緒」の3つです。
まずどんな話題であっても相手の意見や気持ちに共感を示すようにします。
「それはたしかに難しそうだね、しんどかったんじゃない?」等と共感するわけです。
傾聴は難しいスキルですが、簡単に言えば、相手の話をよく聞くことです。このとき注意すべきは、相手に「この人は自分の話をすごく親身に聞いてくれているな」という感覚を持ってもらうように聞くことです。
「一緒」というのはこちらと相手の間に「問題解決同盟」を築くということです。
そのためには、「●●さんのその課題、一緒に解決策を考えていこうよ」とあくまで相手の課題解決をともに推進するパートナーであることを相手に伝えなくてはなりません。
このようにコーチングは会話によって相手の抱えている課題の解決を支援します。相手が自発的に問題解決に取り組み、「解」を得ることができるよう助力します。そして最終的に問題の解決策を行動に落とし込むプロセスをサポートします。
当たり前のことですが、コーチングはティーチングではけっしてないのです!
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- コーチングはティーチングではない (04/15)
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