2023.11.08 Wednesday

【療法別】個人的に「超名著」だと思うオススメ精神療法の本[7選]<セルフヘルプ向け>

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    JUGEMテーマ:心理学

     

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    セルフヘルプに役立つ、精神療法本(非専門家向け)のうち、
    「超名著」だと思われる本を集めてみました。
    精神療法の療法別に紹介しております。



    認知(行動)療法


    認知行動療法は言わずと知れた、代表的な精神療法。
    大規模調査により、その効果が実証されている。

    対人関係療法と比較してみると、認知行動療法は個人に焦点を当てる傾向が強い。
    だが、人は社会的な動物であり、個人に焦点を当てすぎると、
    他者と自己の関係性の中に潜む問題を見過しがちになるという欠点がある。
    しかし、そういった点を補って余りある、強力な精神療法である。
     

     

    • 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法

    認知療法の入門から応用までこれ一冊でOK。
    極めて実践的な技法を分かりやすく、かつ数多く紹介している。
    とても分厚いのが難点だが、それだけ丁寧に解説しているということ。

    • 人間関係の悩み さようなら

    対人関係に悩んだ場合の認知療法。
    ちょっと日本人には合わない部分もあるかもしれん。
    しかし、目から鱗の技法を多数紹介している。
    本書内で紹介されている、「武装解除法」は特に素晴らしい。

     

    • 認知療法(A・T・ベック)

    認知療法の創始者A・T・ベックの著書。訳は認知行動療法の権威、大野裕先生。
    入門向きではないが詳しくなりたいなら目を通しておきたい一冊。



    対人関係療法


    対人関係療法は認知行動療法と並び、その効果が実証的に保証されている心理療法。
    国内の出版物では、ほとんど水島広子先生の著書である。
    例外として、

    • 『臨床家のための対人関係療法クイックガイド』
    • 『対人関係療法総合ガイド』

    等が挙げられる。

    • 自分でできる対人関係療法

    対人関係療法のセルヘルプ本としては国内最高峰だと思う。

    • 身近な人の「攻撃」がなくなる本

    職場の人間関係に悩んだときに、この本より役立つ本を探すのは難しいと思う。



    森田療法

     

    とても古い本なので少し読み辛いかもしれない。
    下記に記した”森田療法のすすめ―ノイローゼ克服法”の方が入門者向けである。
    しかし、森田療法の本質的理解には最も適していると思われる一冊。

     

    • 森田療法のすすめ―ノイローゼ克服法

    森田療法の入門に適した一冊。
    学説史的にも著者の高良武久(1899-1996)は森田正馬(1874-1938)に直接的に指導を受けており、
    信頼できる森田療法家である。
    最初の方は、患者の具体的な体験談から始まるので、
    理屈抜きに森田療法のイメージを理解できる良書。



    ちなみに認知療法を自宅で自力で行う場合、下記の書籍がおすすめです。
    不安に悩まないためのワークブックー認知行動療法による解決法
    ワークブック形式で不安との付き合い方を学習し、不安に負けないスキルを学習します。
    著者は認知療法の創始者で世界的に超有名な、「アーロン・T・ベック先生」なので、
    とても信頼できる一冊です。

    おまけ★

    また当ブログではアロマによるリラクゼーション法も紹介しております。
    不安やイライラ、不眠といった症状に手軽で即効性のある効果が期待できます。
    とくに不安感にはアロマによるリラクゼーション効果を利用するといいでしょう。

    以下の記事も参考にしてみてはいかがでしょうか?
     


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